【北京怖い】中国の北京留学で受けた出来事、北京の治安について

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はじめに

遠ざかる香りです、今回は私が昔北京に留学していた時に受けた洗礼

というか衝撃的な出来事とその感想について前回に引き続き書いていきます。

今回は北京の治安についてです。

 

北京での洗礼、治安について

☆治安は確実に悪い

学内の寮なら、外国人枠は高め設定ですが安心できますし、両親にとっても安心できます。

ただ実際に過ごしていると、半年、1年と経つうちに寮を出て外に住みたくなるという人は多いです。

部屋の広さもそうですが、自分の部屋を持てて値段もそこそこ安くできます。

寮だと二人部屋とかで仕切りがないんですよね。

そして外に住む場合、治安ってのが結構考えなくてはいけない部分になります。

大学の付近であっても治安の悪いとこは普通にあります。

かと思えばそこからそんなに距離は離れていないけど治安がいい場所というのもあります。

気をつけるところは家賃が安いところで、中でも一人部屋は注意が必要で

女性であれば3人とかでルームシェアしていても

狙われることがあるので安いとこは避けた方がいいです。

実際に周りで起こったこととしては

一人部屋に住んでいた友達はナイフを持った男に襲われました。

私の場合、2人部屋に住んでいた頃、夜中に変な二人組が長時間玄関の扉を叩き続け、

本当に怖い思いをしました。しかも、2人部屋といっても相方は帰国していて実際は私1人でした。

知り合いの女性は3人部屋でしたが、強盗に入られました。タイミングを見計らっての犯行だったと思われます。

 

上記の際、怪我人はまわりでは出ていません。

ですが、一歩間違えばどうなっていたかはわかりません。

中国では玄関の扉は普通は2つあります。外側には丈夫な扉があるんですが、

なかなか鍵掛けが面倒で、そちらの鍵までしっかりかけている人は少数でした。

しかし、身を守る意味でも最低限2重ロックはしたほうがいいです。

 

☆タクシーでボッタクリお店でボッタクリ、どこもかしこもボッタクリ

人にもよりますが留学中ひと月に使えるお金はだいたい決まっていると思います。

日本円にすると大したことのない金額ですが積み重なるとバカにならないです。

 

対策は

・闇タクシーには乗らない

乗るのなら、事前にしっかり交渉してお互い納得する値段を決めておくことです。

基本ふっかけてきますので、目的地までのおおよその値段は把握しておくのが重要です。

 

・最低限道は把握しておき、遠回りしそうだったら指摘してみる

中国人ですら、ぐるっと大回りされて本来より多めの金額を取られているのを見たことがあります、

客が怒り、運転手も逆ギレするという、実に中国的なやり取りを見ることができました。

 

・値段の貼ってないお店に一人で行かない

最初のうちは、出来れば日本語の話せる中国人に付いてきてもらい

いろんな商品のおおよその相場を教えてもらいましょう。

そうすることで吹っ掛けてきた店員に対し、高過ぎると堂々と言えます。

こっから交渉スタートです。中国語のいい練習になります。

友達なんかはたった数百円安くするために2時間以上粘ったみたいですが、

それは流石にやりすぎですね。ただ、店員から言われるままにお金を払うのは止めましょう。

交渉するのも留学中の醍醐味です。

 

☆イトーヨーカドーから出ると女の人が血を流して倒れていた

北京市内にあるイトーヨーカドーは何度か行きましたが、一度

女の人が血を流して倒れていたことがあります。

何があったかは不明、ショッキングな場面に遭遇する確率は日本より高いでしょう。

そういう場面に遭遇するかもしれないと頭の片隅には置いておきましょう

 

☆観光地で日本人だというと、、

北京で観光地と言うと天安門広場をはじめ、いくつか名前が挙がると思います。

留学中であっても、これら観光地に足を運ぶ機会はあると思いますが、

よくわからないモノを売りつけてくる人は沢山います。

特に、ツアーみたいな団体客の中にはいない数人の留学生の人たちは

向こうにとって話しかけやすいです。

ここでうっかり「日本人」と言おうものなら、普通に囲まれます。

「買ってくれ買ってくれ」と、けっこうしつこく付きまとわれます。

観光地では日本人であることは伏せといたほうがいいかもしれません。

心配せずとも、あの人たちはこちらの見分けは付いていないので、

適当に韓国人とかアメリカ人と言っておけば、意外とバレません。

 

☆物乞いに狙われる

物乞いはその辺にいます。たいていは何も言ってきません。

ただ、中には子供を使って、しつこくお金を盗ろうとしてくるもの

親子で旅行に来て、財布をなくしたからご飯代をよこせと言ってくるもの

いろいろいます。

本来なら普通に無視でいいんですが、場所によってはそうもいかず

上にある子供がいろいろとしつこく言ってきたのは北京駅の中、列車待ちの時間でした。

全然離れてくれる気配もなく、周りもこちらを見て見ぬふりをしており

最後はその子供に少額ですが、お金を渡しどこかに行ってもらいました。

正直、それを好機と見て、第2、第3の物乞いが沸くかと思いましたが、杞憂でした。

ここでか~という、意外な場所で絡まれることもあるので注意しておきましょう。

 

☆列車で、自分の番号の席へ行くとすでに先客が、、、

これは中国に限らずよく聞く出来事ですよね。

正直、私が遭遇したときは席を交換することで丸く収まりましたが。

やばそうな奴がいたら近づかない方がいいかもしれませんね。

車掌に一言物申してもいいかもしれません。

 

☆列車でトイレは存在するが、トイレが空いてるのを見たことがない

列車関連でもう一つ!私が一番よく乗ったのは北京ー天津間の列車ですが

トイレはついていますが、必ず鍵がかかっており、入れたことはありません。

友達が10時間以上の長距離列車に乗ったときは、トイレに入れたと言っていました。

列車によるのでしょう。できるだけトイレは、特に近場への移動の場合

列車の発車する直前に済ませておくといいでしょう。

 

終わりに

今回は北京留学中の衝撃的な出来事、主に治安についてでした。

海外ですし、首都北京とは言っても、こんなものです。

正直、彼等は嘘をつくことに何の躊躇いもありません。

息をするように嘘をつきます。逆切れも普通にしてきます。

中国に留学する以上

避けては通れないこともあるので参考にしてみてください。