■文化祭とは?
遠ざかる香りです。今回は文化祭についてです。文化祭を大辞林にて調べると
高校・大学などで、生徒・学生が研究発表・演劇・音楽会・講演会・討論会などを企画実行する文化的な催し
とあります。他の呼び方として、学園祭、学校祭、学院祭もあります。
ただ、学園祭なんかは通称”学祭”として、主に大学の祭りである大学祭のことを指すことが多く
そういう意味では文化祭は主に高校で、生徒・学生が研究発表・演劇・音楽会・講演会・討論会などを企画実行する文化的な催し
と言っていいと思います。本来の意味からすればもっと広い範囲で使ってもいいはずですが
文化祭というと、やはり大学というより高校での行事という印象です。
というわけで、ここで母校の文化祭について振り返ってみます。
■母校の文化祭を振り返る
私の母校では毎年秋になると体育祭と文化祭を1日ずつ、2日続けて行っていました。
漫画なんかでよくあるような一般開放はしておらず、あくまでも学校内だけで盛り上がるというものでした。
文化祭については、クラスで出し物をいつくか挙げてもらい、多数決をとって仮決定で
担任の先生の意見しだいでは変わったりすることもありました。
高校1年の時はまさにそのような感じで最終的には担任の口出しにより意見に従いちょっとした研究発表となりました。
無難なものではあったと思いますが、他のクラスの人たちにとってはそうとうつまらない出し物だったはずです。
隣のクラスなんかは部屋を暗くして海外映画鑑賞をやっていましたが、そちらのほうが楽しかったと思います。
このような感じで1年生の頃は生徒ではなく先生の言い出したことをやったため
なんかやらされた感が強く、そもそも完成までの仮定で楽しむことができませんでした。
そうして高校3年になるといよいよ念願といっていいのかお店を出すことになりました。初の食べ物です。
なんかクラスでその日に着るためのTシャツを作り、当日はクラス全員そのとある文字なんかが入った黒いTシャツを着て
3年間の中では一番盛り上がったと思います。正直外で着るのも勿論、家の中ですら着ることはありませんが
そのTシャツは今でも捨てずにとっておいています。
高校の文化祭においては上記のとおり、出店が一番の花で、出店だと被るからとお化け屋敷をやっていたクラスもあり
なんだかんだで3年の時が一番楽しめました。ちなみに各クラスの催しだけでなく
実際は毎年全校が体育館に集まってブラスバンド部の演奏を見るというのもうちの母校の特徴でした。
全国大会の常連ということで格好からしてピシっと決めていて、難しい動きをしつつ演奏もするということで
毎年楽しませていただきました。ブラスバンド部のみなさん、お疲れさまでした。
以上になりますが、学内だけでこじんまりとはしているものの文化祭という意味では成功だったと思います。
■文化祭の定番のものは?
母校は上記のような感じですが、実際に他の学校の文化祭の定番とはなんなのか?
・飲食店
・ステージイベント
・ゲーム
・展示
・動画
・体験型イベント
・工作
・ショー
・レクリエーション
以上が定番のようです。私の高校時代の文化祭もほぼ上記のものだったと記憶しております。
ひとつひとつが、例えば飲食店なら他のクラスの飲食と被らないよう、またより多くの人に来てもらえるよう
何かしら工夫があり、やってみると奥の深いものばかりで、どれをやるにしてもいい経験になります。
■結局のところ
○○学園なら学園祭、○○学院なら学院祭、○○大学なら大学祭
そして中学・高校の体育祭や文化祭は学校祭という言い方であればシンプルでいいのですが
実際のところは人によって言い方も違えばそれぞれの学校によって名前も統一はされていませんので
もしかすると人との会話中に話がかみ合わないこともあるかもしれません。
まあ、もしもそうなったなら相手に確認してみればいいだけですし
私の高校ではこんな呼び方だったよといった感じで会話が広がって
それはそれで楽しいと思います。